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【加齢臭対策】若くても油断できない!加齢臭とミドル脂臭とは?その原因と対策を徹底解説

みなさん、「加齢臭」という言葉を聞くと、中年以降の男性に見られる特有の臭いというイメージはないでしょうか?

もちろんそれも間違ってはいませんが、実は加齢臭は女性にも発生するものです。また、中年以降の方だけではなくて早い人では30代あたりから加齢臭のような臭いに悩まされる方もいます。

この30代あたりから発生する加齢臭のような臭いは、厳密には「ミドル脂臭」と呼ばれます。

この記事を読んでいる方の中にも「女だけど加齢臭を指摘されて悩んでる」「若いのに加齢臭がすると言われる」というような方もいらっしゃるのではないでしょうか?

また、人に指摘されていなくても「もしかして僕って加齢臭してるのかな?」と気にしてる方も多いと思います。臭いというのは自分ではなかなか気づけないものですからね。

今回はそんな方達のために、加齢臭とミドル脂臭の原因や対策についての記事を書こうと思います。

目次

 そもそも加齢臭とミドル脂臭って何?その原因は?

冒頭でも軽く説明しましたが、まずは加齢臭とミドル脂臭って何なの?ということを書きたいと思います。

まず加齢臭ですが、加齢臭の厳密な定義は以下のようになっています。

加齢臭(かれいしゅう)は、主に中年以降の男女にみられる特有の体臭の俗称

引用:加齢臭 - Wikipedia

 この「中年以降」というのは主に40歳を過ぎたあたりの人達が含まれます。この加齢臭は主に「ノネナール」という物質が原因です。

このノネナールは青臭さと脂臭さを併せ持つ物質で、40代以降の男性、閉経後の女性に増加傾向が見られます。そのため、中年以降の男女に加齢臭が発生するということになります。

しかし、2008年にライオンの研究により、ノネナールとは違った「ペラルゴン酸」という物質を原因とする加齢臭が発見されました。

また2013年には、マンダムがノネナールとペラルゴン酸とは別に「ジアセチル」という物質が臭いの原因物質になっていることを発見しました。

この「ペラルゴン酸」と「ジアセチル」を原因とする加齢に伴う臭いのことを「ミドル脂臭」と呼びます。

このペラルゴン酸とジアセチルは、30代から増加する傾向にあるため中年ではない30代の若い方も加齢臭のような臭いに悩まされる方がでてきます。

 原因は分かった。でも具体的にはどう対策すればいいの?

加齢臭とミドル脂臭、これらの原因は「ノネナール」「ペラルゴン酸」「ジアセチル」という3つの物質が原因でした。

つまり、この3つの物質の分泌を抑え、尚且つ分泌されてしまったものはできるだけ取り除けば加齢臭は抑えられるということです。

専用の石鹸を使おう

加齢臭、ミドル脂臭対策はいろいろありますが、一番即効性のあるのが専用の石鹸を使って体を洗うことです。

臭いの原因となる物質を直接洗い流せるため、効果が間違いないのは考えなくても分かると思います。

専用の石鹸は「加齢臭 石鹸」などのキーワードで検索すれば沢山出てきますが、個人的に一番のおすすめを紹介しておきます。

サントリーの+deO(プラスデオ)

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 サントリーのプラスデオです。加齢臭、ミドル脂臭の他、汗臭、脇臭、足臭にも効果があります。

特に加齢臭の原因である「ノネナール」を吸着する「抗ノネナールPC」という成分が配合されていることが大きな特徴です。

頑固な皮脂汚れも落としてくれるので、ノネナールだけでなく、ペラルゴン酸、ジアセチルの発生も抑えられ、ミドル脂臭の対策にもなります。

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詳しくは上記URLをご参照ください。

石鹸だけじゃダメ!体の正しい洗い方

 いくら効果の高い専用の石鹸を使ったところで、適当な洗い方をしていたのでは石鹸を効果を十分に享受できません。

加齢臭の原因物質が発生しやすい部位というのは、皮脂が分泌される皮脂腺の多い場所です。そこを重点的に洗ってあげる必要があります。

主に耳の後ろ、首筋、顔、胸、脇、背中などが皮脂腺の多い場所です。脇や胸などはみなさんしっかり洗うと思いますが、耳の後ろや背中などは疎かになりがちです。

また、洗う時には、石鹸で出来るだけきめ細かい泡を立て、その泡で優しく包み込むように体を洗ってください。

特に上に挙げた皮脂腺の多い場所は、ついつい汚れを落とそうと強めにタオルでゴシゴシと洗いたくなるかもしれませんが、それだと皮膚を傷めてしまい、かえって臭いを悪化させることになる可能性もあります。

基本的には手に乗せた泡で全身を優しく撫でるようにして洗います。そして皮脂腺の多い部分は泡の付いたタオルで優しくこするぐらいにしましょう。

これだけでもしっかり毛穴の奥まで石鹸の成分が入り込んで、汚れを落としてくれます。

生活習慣を見直そう

生活習慣の見直しも加齢臭対策には必須です。

例えば近年は外食文化が進んで、肉類や揚げ物を日常的に摂取する人が多くなっています。

別に肉や揚げ物を食べる事が悪いわけではありませんが、取りすぎると脂質を過剰摂取することになってしまい、皮脂の分泌量が増えてしまいます。

すると、それに伴いノネナールやペラルゴン酸なども多量に分泌されるようになってしまうのです。

またアルコールの過剰摂取も、体内の活性酸素を増やすことになり、結果としてノネナールの増加を促進してしまいます。

逆に、野菜やフルーツなどは活性酸素を減らすポリフェノールやビタミンが豊富なので、積極的に摂取するようにしたほうがよいです。

加齢臭を防ぐには、できるだけ甘いものや脂っこいものは控えるようにして、和食中心の食事にするとよいかもしれません。

また、食事だけでなく、運動不足や喫煙、寝不足なども加齢臭を促進してしまうので、これらも改善できる部分は改善しましょう。

最後に

いかがだったでしょうか?加齢臭とミドル脂臭はそれぞれ原因となる物質は違いますが、その対策方法にあまり違いはありません。

専用の石鹸などを用いて加齢臭、ミドル脂臭の原因となる物質、皮脂を落とす。そして、生活習慣を見直し、皮脂の分泌や活性酸素の発生を抑える。これが基本的な対策方法となります。

この記事を参考に、是非加齢臭、ミドル脂臭対策を頑張ってみてください。