【薄毛対策】薄毛に効く栄養素 ビタミンB1
薄毛の進行を抑えるために有効な栄養素はたくさんあります。
その栄養素の内の一つに、ビタミンB群があります。
ビタミンB群は、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類のビタミンの総称です。
今回はこのビタミンB群の内ビタミンB1に焦点を当てて解説していきたいと思います。
目次
ビタミンB1の効果
ビタミンB群の内、特に薄毛に効果的だとされているのが、ビタミン2とビタミン6です。
しかし、ビタミンB1も髪の毛に影響があります。ここでは、ビタミンB1の効果について解説していきます。
ビタミンB1
ビタミンB1の主な役割は、体内エネルギーの生産とストレスの緩和です。
ビタミンB1はエネルギーの材料となる糖質などをエネルギーに代謝してエネルギーを作り出します。
エネルギーは、細胞の活動に使われるため、当然髪の育成にも使われますし、それ以外にも脳や神経などの活動にも利用されます。
このエネルギーが不足すると起こる影響の一つとして、中枢神経、末梢神経を脳がうまく調節できなくなるということがあります。
中枢神経、末梢神経の調節がうまくいかないと、ストレスがたまりやすくなります。
その結果、精神状態が不安定になることもあります。ストレスも髪には大きなダメージを与えます。
実際、ストレスによる薄毛の方が病院へいくと、ビタミンB1の不足を指摘されるケースもあるようです。
1日の推奨摂取量
男性では1.4mgほど、女性では1.1mgほど取れば十分とされています。
ビタミンB1を摂取できる食品
ビタミンB1は肉類、魚類、豆類、穀類などに多く含まれています。
下記はビタミンB1の含有量が多い食品ベスト32です。
すべて食品100gあたりの含有量であり、単位はmgです。
調理法に注意
ビタミンB1は水溶性のビタミンであるため、調理法によってはビタミンB1が消失してしまうことがあります。
以下のグラフを参考に、調理法を工夫しましょう。
引用:疲れの対処法〜食事とビタミン編:ビタミンB1について|そうだったのか!疲労対処のコツ|がんばるあなたに。疲れの情報局|アリナミン
面倒であると感じるならば、サプリなどでビタミンB1を補う方法をとったほうがいいかもしれません。
最後に
薄毛対策というとビタミンB2やビタミンB6が注目されがちですが、ビタミンB1も髪の毛に関係のある重要なビタミンです。
普段の食事、サプリなどで積極的に摂取するように心がけましょう。