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【ワキガ対策】手術なしでもワキガは抑えられる!手術以外のワキガ対策法

日本では、ワキガに悩む人達が年々増加しているそうです。実はこの記事を書いている私自身もワキガに悩む人間の一人です。

しかし、それでも日本人のワキガに悩む人間の人口は決して多くはありません。様々な諸説はありますが、日本人のワキガ体質の方の割合は約10%から16%程だと言われています。

つまり、大体10人に一人程度の方がワキガ体質であると言えます。しかもこれはあくまで「ワキガ体質」の人の割合なので、実際にはワキガが表面化していなかったり

表面化していても自身では気づいていない方もいらっしゃるので、実際に「ワキガに悩んでいる」という方はかなりの少数派であると考えられます。

ワキガはその症状だけでも辛いですが、その悩みを共有できる人間が少ないのも辛いところです。また少ないが故にワキガに効くデオドラントの開発なども欧米諸国と比較してあまり進んでいません。

手術をすれば治る、と簡単に言いますが、ワキにメスが入るとか怖くないですか?また手術後の傷跡が残ったり、男性の方だとそこだけ毛が生えてこないようになったり

そんな簡単に手術に踏み切れる人って少ないと思うんです。

そこで今回は、ワキガに悩む人間の一人として、手術をしないでできるワキガ対策についてまとめてみました。

目次

 ワキガの原因

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図1:毛穴に存在するアポクリン腺

まず上記の図1を見てください。ワキガの原因はこのアポクリン腺」から出る「アポクリン汗」とその汗を食べる原因菌です

原因菌はアポクリン汗を栄養に繁殖し、その繁殖の過程で多くの老廃物を出します。これこそがワキガ臭の原因となるのです。

アポクリン腺は毛の多い部分に存在しており、主に脇、性器付近、乳輪付近、耳の中、頭部などに存在しています。

また、図1を見てもらえれば分かるように、アポクリン腺は毛穴一つに対して一つ存在しています。

 よって毛の量が多い方は、必然的にアポクリン腺の数も多く、ワキガの臭いがより強くなる傾向にあることになります。この数は生まれつき決まっているため、後天的に変化することはありません。

ワキガでない人というのは、このアポクリン腺が少ない、または存在しないため、ワキガ臭が発生しないのです。

手術でワキガを治す時には、このアポクリン腺と皮脂腺を外科的手段で除去することになります。

手術しないで出来るワキガ対策

上記の項目で、ワキガの原因について簡単に説明しました。ワキガ臭はアポクリン汗アポクリン汗を栄養にしている原因菌(コリネバクテリウム)によって発生するものです。

つまり、アポクリン腺を手術で除去しなくても、アポクリン汗を抑えたり、原因菌の数を減らすことでワキガは抑えられるということです。

 ここでは、手術以外のワキガ対策法をいくつか紹介しようと思います。

原因菌を減らす

原因菌がいなくなれば、いくらアポクリン汗がでようがワキガ臭は発生しません。この原因菌を殺菌、減菌すれば、それがワキガ対策になります。

具体的には、ワキガ用のデオドラントを使用することです。ただし、ワキガの人ならよく分かってると思いますが、CMでよくやってるような普通のデオドラントではワキガ臭に効果がないことが多いです。

しっかりと「ワキガに効く」と明記されている商品を選びましょう。「ワキガ デオドラント」で検索すればいろいろ出てくると思いますが

ワキガで悩む私が個人的におすすめな商品を一つ紹介しておきたいと思います。

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    図2:ワキガード

原因菌と汗を両方抑えてくれます。

 中度ぐらいのワキガの私ですが、これを塗ると一日中臭いがしません。また、値段もamazonで購入すれば560円程度で、コスパ的にも最強です。

ちなみに、ワキガの方はワキ毛がびっしり生えてる方も多いと思いますが、できるだけ毛は短くカットしておいた方がいいです。

ワキ毛が多すぎると毛が邪魔で地肌にデオドラントが塗りにくく、下手するとちゃんと効果がでない場合があるので。

また、ワキ毛を剃ることがワキガ対策にもなります。詳しくは

nishi005.hatenablog.com

上記を参考にしてください。

 服にも気を付けよう

ワキガの方ならわかると思いますが、着てる服によって臭いがよりキツくなったりすることがあると思います。

上でも述べた通り、ワキガ臭はアポクリン汗を利用し原因菌が繁殖する過程で出る老廃物が原因です。

この原因菌の繁殖というのは、脇だけでなく、服の上でも行われるのです。よって服の素材によっては原因菌が繁殖しやすい環境になってしまい、余計に臭いがキツくなるといったことが起こります。

でも、ワキガ対策のために着る服が限定されるのって嫌ですよね。そこで、服にかけるワキガ用の抗菌スプレーというものが存在します。

これを服のワキの部分にかけておくと、服の上での原因菌の繁殖を抑えられるというわけです。

ワキの対策をしている方はたくさんいますが、服にまでアプローチしてる人ってなかなかいません。でも、本気でワキガ臭を抑えるなら服にも気を配るべきです。

ここでも、私の使っているおすすめの商品を一つ紹介しておきます。

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    図3:ヌーラビオ

この商品はワキガ臭はもちろんのこと、他の体臭にも効果がある優れものです。

詳細は下記をご覧ください。

www.11kaigofuku.com

汗をかくことを心がけよう

同じアポクリン腺から出る汗でも、人によってその汗の質が違います。

普段汗をかかない人は、アポクリン腺アポクリン汗が溜まってなかなか排出されません。要は凝縮されるわけです。

この凝縮されたアポクリン汗はより強いワキガ臭が発生する原因をなってしまいます。

よって、運動や半身浴などで適度に汗をかく週間を付けておき、できるだけアポクリン汗が凝縮されないようにしましょう。

 食生活を見直そう

冒頭で日本でもワキガに悩む人が増加していると言いました。この原因こそ、日本人の食生活の変化(欧米化)にあります。

みなさんも肉や脂っこいものを食べると体臭がキツくなったと感じることありませんか?

例えば私はマクドナルドのハンバーガーとポテトを食べるとワキの臭いが気のせいでは片づけられないレベルでキツくなります。

逆に、梅干しやメカブなど、体臭を抑える効果のある食べ物もあるようです。

よって、体臭の発生を助長するような食べ物はできるだけ控え、逆に抑える働きのある食べ物を積極的に摂取するように心がけることで、ワキガ臭は軽減できると考えられます。

最後に

ワキガに悩む人間はまだまだ少なく、なかなか理解されません。不潔にしてるからなどと誤解されることも多いです。

手術すればすぐに治るかもしれませんが、やはり手術にもリスクはありますし、なかなか勇気が出ない人も多いと思います。

なので、この記事を参考に手術をしないで出来るワキガ対策を頑張ってみてください。

手術は最終手段にしましょう。